| 平成15年度12月議会議案質疑
○議長(諌山洋介君) 日程に基づき、上程議案に対する質疑を行います。
質疑は、私から順次指名いたします。なお、議案質疑につきましては、会議規則第55条第3項の規定により、自己の意見を述べることができないことになっておりますので、念のために申し添えておきます。
24番 橋本信一郎君。
◆24番(橋本信一郎君) [登壇]
通告に基づきまして、議案第87号日田市が管理する伏木公園における事故についての損害賠償額の決定について、質問いたします。
事故の状況と損害賠償に至る経緯を詳しく教えてほしい。
次に、300万円という損害賠償額はどういう算定根拠により、また、だれが決定したのか。このように市が損害賠償をするケースは過去に何件、金額で幾らぐらい発生しているのか、これはわかる範囲で結構でございます。
あとは自席から質問いたします。
○議長(諌山洋介君) 建設部長。
◎建設部長(樋口吉典君) [登壇]
私から24番議員の質問のありました議案第87号損害賠償の額の決定について、お答えを申し上げます。
初めに、事故と損害賠償に至る経緯についてご説明をいたします。
事故は、平成14年9月8日、午後7時30分ごろ伏木町にあります、市が管理いたしております伏木公園の駐車場内で発生したものでございます。事故の状況でございますが、被害者が公園駐車場におきまして、同日行われました三花地区の運動会の反省会に参加し、終了後の後片付けを行っていた際、ビール瓶を持ったまま駐車場角地のふたのかかっていない側溝部分に落ち、ビール瓶の破片により左手を負傷したものでございます。
市はこのことを事故の翌日、家族から連絡を受けましたので、現場を確認後、バリケード等を設置し、直ちにふたを設置したとこでございます。また、事故の翌々日、病院で本人と面接し、様態、事故の状況等をお聞きしたとこでございます。また、そのときは事故によるけがの状態は程度が不明でございましたが、市が加入をいたしております全国市長会市民総合賠償補償保険の取扱いをしている会社、損保ジャパンへ9月19日に事故報告書を提出をいたしました。
その後、本人の治療を見守る形で、連絡をとりながら回復を待っていた状態でありました。けがの状態が左手の内側の神経、筋等を切って、握力が全くきかなく、自由がきかない状態でありまして、リハビリに時間が掛かり、今年の7月下旬、本人から治療を打ち切るとの連絡を受けましたので、損害保険会社へ補償金額を査定するよう通知したものでございます。
損害賠償額の算定は、損害保険会社が事故が起きた市の施設の状態、また、被害者との面接による聞き取り、医師からの説明などから、けがは後遺障害、等級にいたしまして10級に該当する重大なものと判定し、診断書、治療費の領収書などの書類により損害合計額は約1,500万円になり、保険会社の弁護士判断を加えまして、日田市の賠償額は損害額の合計の2割が妥当という算定に基づきまして、本人と示談を行いました。
なお、市の負担につきましては全国市長会市民総合賠償補償保険により支払うことになります。
次に、このような市が賠償をいたしましたケースは過去にあるかというようなご質問でございますが、一応平成10年度以降で申し上げますと、発生件数は7件、金額で162万7,604円でございます。内訳といたしましては対人が1件、68万1,002円、対物が6件、94万6,602円でございます。
事例といたしましては以上でございます。
○議長(諌山洋介君) 24番。
◆24番(橋本信一郎君) その事故時において、相手方は相当に酔っぱらっていたのではなかったのか。
それから、これは保険会社の弁護士が一応相談というか、向こう側で算定、法的には検討してると思いますけれども、市役所としてこれは法律家に相談したことはなかったのか。もし、保険で支払うということでございますけれども、保険で払えばいいというようなことになりますと、今後請求とか、支払いも安易になるのではないかということ。
それから、もし、仮にこれが市の側に明らかな落ち度があったとするならば、これは求償とまでは言いませんけれども、市役所なりの責任の所在はどこにあるのか。 以上、お伺いします。
○議長(諌山洋介君) 建設部長。
◎建設部長(樋口吉典君) まず、事故の状況でございますが、相当酔っていたんじゃないかということでございますけど、反省会は途中で仕事の都合で帰宅した後にかたったということでお聞きをしておりまして、ちょうど夕暮れの中で暗くなっておるというような状況でございました。駐車場の隅に車が止められておりまして、その駐車場の隅に車が止まったのと側溝がありまして、その隣に家が、自宅がございまして、その車の裏側をちょっと通っておったというようなことでございました。それで、落ちたところがちょうど角でございまして、角だけが側溝ふたがかかってなかったというようなことでございました。
そういった状況の中で、そういった事故が発生したわけでございますが、本人は隣の家ですから、そこにふたがないということは知っておったわけでございますが、ちょっと暗がりということで、照明がちょっとないというような状況もございまして、そういった状況の中で発生をしたということでございます。本人はそんなに余り酩酊と申しますか、そういう状況にはなかったということでお聞きをしておるとこでございます。
そういった状況の中で、管理の面につきましてはやはり公共の中で、部分的にそういった側溝ふたがかかってなかったというところがあったということの中での施設側の責任があるということの中で、この2割というのが算定をされたわけでございます。
算定に当たりましては、損保会社の弁護士さん等の中でのそういったことでございますが、市のそこあたりの弁護士と申しますか、法律家に相談されたかということでございますが、私の方も市の行政等の担当の方と協議をする中で、これについてはやむを得ないというようなことの中での示談ということでしたわけでございます。
○議長(諌山洋介君) 責任はないか、市の。
◎建設部長(樋口吉典君) それから、こういった事例が発生したら安易に保険で済ませるんじゃないかというようなことでございますが、今回の事故につきましても、完全にそういった状況の中で落ち度がなかったということには管理上、ならないというようなことが公共物を扱う中での瑕疵というようなことでなるわけでございまして、その瑕疵の度合いがどうかということでございます。
そういうことの中で、今回2割というようなことが位置づけをされたわけでございますが、今後におきましては、やはりこういった公共物につきましては、そういった管理に対します対応につきましても、今後注意を払っていかなければならないということで思っております。
責任の度合いでございますが、公の施設ということでございますので、あくまでもこの管理者でございます日田市が責任を持っていくということでございます。 |