日田市市議会議員橋本信一郎 日田市市議会議員橋本信一郎
橋本信一郎のプロフィールです。 市議会での活動議事録です。 地元新聞に毎月掲載中 インターネット日記(ブログ)です おススメのリンク集です

平成18年6月定例会(第2回)代表質問6月13日

平成18年3月定例会(第1回)代表質問3月8日 

平成17年12月定例会議案質疑(12月13日)

 

平成17年12月定例会一般質問(12月8日)

市の建築確認について                
2.教育行政について            
    ・一斉学力テストの結果と対策           
   ・教科書採択地区        
   ・教育委員会の在り方ほか 

 

 

平成17年06月定例会関連質問

 

平成17年3月定例会一般質問(3月4日)

市税の徴収状況について
   ・今後の徴収率の見通し
   ・合併後の旧町村の徴収方法について
2.伝統的建造物群保存地区選定後の基本的考え方について
3.教育行政について
平成17年6月定例会関連質問(6月9日)

 

平成16年12月定例会関連質問(12月10日)

 

平成16年9月定例会一般質問(9月9日)

1.大分県教育委員会「一斉学力テスト」の結果について     
   ・前年度との比較分析ほか           
2.国旗・国歌について                     
   ・教育委員会としての立場と確実な指導ほか        
3.小学校における夏休みの補助教材について 

 

平成16年3月定例会一般質問(3月12日)

1.大分県教育委員会「一斉学力テスト」について       
   ・テスト結果の分析         
   ・習熟度別授業導入後の変化ほか               
2.小中学校の補助教材について                
3.小中学校現場における10項目の要求について 
  

 

 

平成15年12月定例会議案質疑(12月12日)

 

平成15年12月定例会関連質問(12月11日)

 

平成15年9月定例会一般質問(9月11日)

1.日田市の児童・生徒の学力について    
   ・大分県の学力レベル          
   ・日田市の学力標準テスト        
2.観光施策について            
   ・観光戦略、誘客に対する企画立案

 

平成15年6月定例会一般質問(6月12日)

1.日田市の小中学校の学力について     
  ・現状及び学力向上施策         
  ・教育の機会均等の考えほか       
2.SARSについて            
  ・感染の疑いが発生した場合の対処方法


平成 15年 9月定例会(第3回) − 09月11日−03号
 
◆24番(橋本信一郎君) [登壇]
  それでは、通告に基づきまして、一般質問いたします。
  さきの草野議員と若干ダブるところがございますけれども、若干角度、あるいはより具体的に聞いていきたいと思いますので、ご容赦いただきます。
  まず最初に、6月議会において、学力統一テストを実施してはどうかというような提案をいたしましたが、その後、大分県で今年の10月22日に、県下中学生、中学2年生全員、それから11月10日に、小学5年生全員を対象に、基礎・基本の定着状況調査、以下学力定着テストといたしますが、を実施するという発表がありました。世の中の大きな流れとして、児童・生徒の学力の実態を客観的に把握しようとする流れに沿ったものであり、広瀬県政に大いに敬意を表するものであります。このテストが厳正にそして粛々と実施され、大分県の学力の向上に資するものになることを期待いたします。
  ここで、私は大分県の学力の程度をどの程度かということを質問するつもりでございましたが、さきの教育長の答弁でございました。それは、大分県教育庁発行の教育だより「おおいた」に発表されたものでございますけれども、大分県の高校生の学力というのは九州では最下位、全国47都道府県のうちでは45位というような発表がなされております。先ほど教育長がこの事実を聞いてがく然としたというふうなことをおっしゃっておりましたが、それを聞いて、私はがく然といたしました。
  このような大分県の状況で、日田市の小学校の学力が、全国平均というか、全国標準だということは、これは論理的に考えれば、日田市の小学校の学力は、かなりトップレベルであるだろうな、大分県下でというふうに思います。ここのところ、どう考えるか、お答え願いたいと思います。
  それにいたしましても、母親たちの日田の教育、特に学力に対する不安には、非常に大きなものがあります。6月議会の後に、転勤族にとって、「日田の教育レベルが低いのは、定説です」と。「私はそれを覚悟してまいりました」あるいは、ある転勤者は、「日田は咸宜園のあった文教都市なので、子どもの教育によいだろうと、家族で引っ越してきたが、2か月で妻子を大分に帰した」と。これは私は、一人じゃないです。2人、3人と、別の方面で聞きました。さらに、これは中学校の先生が、掛け算のできない子、漢字やアルファベットが書けない子、あるいは「何々を」、「何々へ」の、いわゆる下の「を」とか「へ」を「あいうえお」の「お」と「え」を使う中学生がいるとか、あるいは学習塾の先生は、中学に上がるころは、3割の子どもが授業についていけないというような話も聞きます。
  また、その一方で、日田のある小学校は、県下でトップレベルの教育をして、注目を浴びているという話や、三芳、光岡、咸宜の習熟度別授業は、わかる授業として保護者の支持を得、実際にはかなりの数字を上げているということも聞きます。教育長のいた咸宜小では、習熟度別授業を取り入れていると思いますが、どのような成果を上げたでしょうか。データでお示しください。保護者の評判はどうでしょうか。あるいは子どもはこれは差別と受けとめておるんでしょうか、お答えください。
  こういう話がいろいろ出てきますけれども、我々市民は、日田市の教育の実態がどうなっておるかということは、全然わからない。要するに、日田市の市民が、客観的に判断する材料を持っていないということです。ところが、私は、最近、日田市は、大分県下では、先進的に学力を測る、学力標準テストというものを平成2年か3年ごろに導入しているはずだというような話を聞きましたけれども、本当でしょうか。そのテストはどういうふうなもので、どういうふうに実施されておるんでございましょうか、お答えください。
  次に、情報公開は、大きな時代の流れです。特に公教育においては、その必要があると思います。そして、情報は数値で公開すべきです。その客観的なデータをもとに、広く議論すべきであります。先ほどデータの公表の仕方というものがありましたけれども、例えば学校全体の平均、全体の上位の平均やあるいは全体の分布というのは、最低限必要。それとともにつけ加えるならば、いじめの件数、不登校者の数など、すべて情報を公開して、子どもや保護者にその学校の教育に対する判断をゆだねることが大切であろうというふうに思います。今までは、一部の教育関係者だけがデータを抱え込んで右往左往しておる。あるいは宝の持ちぐされであると思います。情報を公開すれば、たくさんの人にその情報が目に触れ、たくさんの人の評価を受けて、全体としてバランスのとれたものになるというのは、教育界に限ることではございません。教育長は、我々納税者がどのような教育がなされているか、知る権利があるというふうにお考えになりませんか。日田市の教育予算は20億を超えております。20億の予算を投入して、どういう教育がなされているのか、本当に我々の子どもがしっかりと学力を身につけていけるような教育がなされているのかということが私たちは知りたい、そしてよりいいものに変えていってほしいというふうに思います。
  次に、教育界がなぜこのような情報公開を嫌がるかということについては、さきに草野議員も言いましたけれども、ある種、悪平等主義あるいは差を明らかにさせない風潮があると思います。ちょうど運動会の季節でございます。市内の小学校の運動会、徒競走は、どのような組み合わせでどのような走り方をしているのでしょうか、お答えください。
  さて、私が学力のことを言うのは、学力は決して、学力にとどまることはないと考えるからです。学力を伸ばすには、よい学習態度が必要であります。よい学習態度をとるためには、規律あるいは礼儀というものが大切であります。学校に行くたびに思うのは、やはり以前私たちが小学校にいたころに比べると、規律だとか礼儀だとか、そういうものが乱れているんじゃないかなということでございます。学力が伸びた子は人柄も変わるということは、例えば今、ベストセラーを出されている陰山先生だとか、いろんな方が書かれております。ある一定のレベル、みんなが授業がわかるようになれば、その子たちが生き生きしてくると。だからわからない、授業がわからないで、中学へ上がったら、それは荒れるのは当たり前であろうというふうに思います。だから、そういう子どもをつくらせないために、その子たちその子たちの習熟度に応じて、わかる授業をしていく、そういうような方向が当然の方向じゃないかと思います。学力の伸びは、必ず人柄、人格をも発達させるものであると考えますが、教育長はどう思いますか。点数主義でいって、子どもの尊厳を侵害するとかいうようなことがあるんでしょうか。
  学力問題の最後に、先ほども言いましたが、「何々を」、「何々へ」を、「を」も書けない子ども、掛け算、九九が十分にできないような子ども、そういう子が何で中学校に上がってくるのか。小学校できちんと基礎・基本を覚えさせておけば、中学に行ってそういうことはないし、学校が荒れることはないと思います。日田の学力を定着させるために、小学校と中学校がもっと連帯して、連携して、そして小学校ではここは確実にやってほしいとか、そういう対話があってしかるべきじゃないかと思います。
  私は、ある先生に、「そんなら小学校の先生に言ったらいいじゃないですか」と言いました。「あなたたちは組合も同じでしょう」と。そしたら、「そんなことは言えませんよ」というような答えでした。だから、ほとんど対話がないというふうに私は聞いております。
  次に、観光について簡略に質問いたします。要点から質問いたします。この質問をしようと思ったきっかけは、私が夏休みに福岡のシーホークに行きました。そしてシーホークのロビーには、各県の観光パンフレット、大分県とか鹿児島県、宮崎県、熊本、ずっとありました。その観光パンフレットの置いているところに、大分県では、例えば竹田市とかいろいろ置いてありましたが、日田市のパンフレットがない。それであれおかしいな、たまたまないのかなと思って、私は日田に帰ってきて、観光課の方に行きました。そしたら、「いや、3種類パンフレットがありますよ」ということで見せてもらいました。「これはどこに配っているんですか」と言ったら、ホテルだと。「市内のホテルに配っております」と。じゃ、福岡とかそういう所には、それはないと言うんです。きのう、市長が観光課として独立している所はほかにないというふうにおっしゃいましたが、観光課としてそういう宣伝活動、誘致活動、そういうものが不十分じゃないかなというふうに思います。
  さらに、今ある、できているパンフレットの中身を見ても、要するに、日田市とは何であるのか。日田市の統一したイメージとはどういうイメージであるとか。すなわち企業でいうと、CI、コーポレートアイデンティティーと言います。市で言うならば、シティーアイデンティティーと言ってもいいかもしれないけれども、本当に日田市のイメージ戦略、こういうまちなんだというアピールするものがない。それから、どこにマーケティングを持っていくかという、マーケティング戦略もない、観光協会の資料によれば、ラジオとかいうのは、ほとんど大分方面でやっておる。雑誌も大分が結構かなりある。福岡方面あるいは関西・東京というものはほとんどないと思います。そういうようなメディアに対する訴え方とか、さっき言ったイメージ戦略とか、そういうものをつくっていけば、日田市には観光資源がいっぱいあります。さらに、市長が進めている環境日本一というような環境というものもあります。ですから、今の環境資源と今の政策を合わせるだけでも、日田市はどういうまちなんであるかという、統一したイメージができるんじゃないかと思う。そして、さらに足りないところを補えば、さらにすばらしいものができてくるんじゃないかと思う。
  黒川などは、やっぱり20年かかったといいます。20年かけてああいうまちづくりをしていったと。日田市も20年あるいは30年かけて、今ある資源と政策を組み合わせて、よりよいまち、観光客が来るだけではない、我々自身が住みよいまちをつくれば、観光資源はあるのですから、必ず多くの人が集まってくるんじゃないかというふうに思います。これは余談というか、例えば金閣寺展がありましたけども、予算は幾らでどのくらい人が入ってきたんでしょうか。あれは教育委員会がやったんじゃなくて、観光課がやったんだろうと思います。ということは、日田市以外のよそからの誘客、入り込み客がなければ、観光政策として成功したとは言えないんじゃないかと、それは今度の銀閣寺展にはどういうふうに取り入れられているかということもお答えください。
  あとは自席から質問いたします。
 
◎経済部長(川津三郎君) [登壇]
  私からは、本市の観光政策についてのご質問にお答えいたします。観光振興を地域活性化の重要な柱として位置づけておりまして、観光地としての知名度を高め、大幅な入り込み客の誘導を図るため、歴史・文化・自然・産業など、さまざまな分野にわたり、さらに個性化や魅力づくりを目指し、年間を通じて宿泊客が訪れる観光地づくりを現在目指しているところでございます。
  また、観光客の誘致推進施策としましては、北部九州を主軸に、関西以西を誘客のエリアとした観光宣伝活動の充実、さらには宿泊型観光地としての定着を図り、観光客にとって、再び訪れたくなる観光地としての魅力アップを図るため、大手の旅行代理店や運輸会社またはマスコミ媒体とタイアップをいたしまして、キャンペーンや商品開発に積極的に取り組んでいるところでございます。
  しかしながら、今日の不況下では、観光形態も宿泊型から日帰り型へさま変わりし、安い値段で近場の観光地に、そして日帰りでと移行しておりますことから、現状の低迷感、閉塞感を払拭し、宿泊に結びつく通年型の観光地づくりが大きな課題として求められているところでございます。
  観光政策の企画、立案につきましては、現在のところ、行政主導の中での展開となっておりますが、今後は官民の役割分担を明確にするとともに、観光協会を中心とした関係団体等、強力な連携によりまして、地域の個性を生かした魅力ある観光地づくりに努めてまいりたいというふうに考えております。
  金閣寺展の関係でございます。ちょっと時間がございませんでしたが、入館が約5,000人というふうに承知をいたしておりまして、誘致あるいは準備の期間が非常に昨年は全国京都会議、あるいは集団顔見世に合わせましての金閣寺展でございました。初めての経験でもございまして、期間が短いということから、こういった入り込み客でございましたので、今回は十分期間をとりまして、もう既に関西方面までパンフを配布いたして、目標としましては、昨年の倍ぐらいを予定しております。
  それから、パンフの関係につきましては、毎年検討を重ねて、そういった日田市のイメージをアピールするためのパンフ作成はいたしております。ただ、先ほど言われましたように、日田市内だけの旅館に配っておるというような認識をいたしておりませんで、私は恐らくよそのエージェント等にも相当な数、印刷しておりますので、どういう職員が対応をいたしたか知りませんが、しておると、ただ中心が九州内というようなこともございますので、十分検討させていただきたいと思います。
  先ほどからいろいろご意見いただきました。参考に検討させていただきます。
  以上でございます。
 
◎教育長(諌山康雄君) [登壇]
  がく然としたということで、というのは、私は現職、3月まで咸宜小学校という学校におりまして、咸宜小学校という子どもたちのテストの結果というのは知ってました。標準学力検査の結果というのを知ってまして、それが大分県全体の中でどうなるかなというのは全然わかりませんでしたし、順位を見た時に、がく然とした、びっくりしたということでございます。小さな窓口から見てたのが、大変なことになってたんだなあというようなことでがく然としたというような言葉を使いました。
  それから、習熟度別を今咸宜小学校は取り入れてやっています。本格的に始めたのは、今年度からだというふうに思います。昨年度、その萌芽がありまして、6年生の算数の時間、最後の方の単元で6年間のまとめみたいな単元があるんです。先生方が、3学級ありますけど、それを4つに分けまして、習熟度に合わせて、ゆっくりコースとか、スピードコースというような、そういうネーミングつけまして、子どもたちに一応希望をとって、先生方の助言を加えながら、4つに分けて授業をしていたというようなことでございます。
  参観日の時もちょうどありまして、お母さん方見ていただいて、「こういう授業もいいですね」というようなお話を聞いたというのを担当の教員から聞いたことがございます。子どもたちも、そう違和感なくしてたというようなことでございます。
  実際は、実際の場面はどうなのかというのは、まだはっきりわかっておりません。私も授業を見ましたけども、普通の授業と変わらずにやってましたので、力がどうなったかというのは、よくわかりません。
  それから、運動会についてのお尋ねがございました。数的にははっきりしませんけども、運動会の徒競走については、男女別でやる、昔みたいに、男女別でやる、それから男女混合でやる、それのチームの決め方も身長順、あるいは走力順と、いろんな形が入り混じっております。そこの学校で、そこの学校にあった徒競走のやり方をしているんだというふうに思います。
  それから、もう一つ、小・中の連携ということで、お話がございました。これにつきましても、昨年度まで私が勤めていた経験では、中学校とも大いに連携をして、中学校の先生に来ていただいて、小学校の授業を見ていただく、あるいは小学校から出かけていって見るとか、あるいは卒業時には資料だけ渡すんじゃなくて、きちんと持っていって、この子の様子はどうだというようなことも伝えて渡していると。そういうふうに連携はしているというふうに思いますし、私の実感からすると、中学校の先生が小学校に来にくいとか、あるいは小学校の先生が中学校に行きにくいというような実感はないんですけども、もしあるとすれば、お聞かせ願いたいというふうに思います。
  以上でございます。
  それからもう一つだけお願いします。ご質問がございました。日田市に標準学力検査がどんなふうにして入ったかというので、お話します。日田市の学力標準検査はいつからどのように実施しているかというご質問ですが、日田市におきましては、児童・生徒の学力実態を把握し、結果の分析、検討をもとに指導方法の工夫改善に生かし、基礎学力の定着向上を図るため、平成3年度に小学校4年と6年の算数で、公費による標準学力検査を開始いたしました。平成4年度には、中学校1年を加えた国語・算数・数学での実施、平成7年度には、小学校4年、6年の国語・算数、中学校1年の4教科、2、3年の5教科で実施し、本年度はこれに小学校5年を加えて実施に至っております。
  検査の方法につきましては、より効果的な検査結果の活用になるよう、検査の時期や現状把握の方法など、学校ごとに検討し、平成3年度より3種の標準検査から学校が選択するという方法をとってまいりました。それぞれの検査ごとに学校が分析した結果を集約することにより、日田市全体の学力実態把握を行ってきたところでございます。
  以上でございます。
 
◆24番(橋本信一郎君) まず、学力テストの件ですけども、まず、どうして私は3種類のテストがあるかわかりません。どうして一つにしないのかなと。学校の選択に任せる。それから学校がしたものを教育委員会が集計していると言いましたけども、これはそういうことをしてたんですか。これをお聞きしたい、まず。学校ごとのデータの把握で、学校で使われているだけで、教育委員会は把握してなかったんではないですか。
  それから、咸宜小学校は、おおむね保護者、子どもの評判はいいということでございますけれども、三芳、光岡は多分前から習熟度別授業を行っていると思いますけれども、これを導入する前と、導入した後では、それこそ学校における標準テストの推移はどういうふうになっておりますでしょうか。
  それから、学校、そこに合った走り方をしていると、運動会の徒競走に。しかしこれは教育委員会にちょっと調べていただきましたけれども、ほとんどが走力別に分けてやられております。ということは、予選会をして、早い者は早い者のグループ、遅い者は遅い者のグループで走っております。これも差をつけないという走り方の反映だろうというふうに思います。さらには、これは、今、これはまた今回触れませんけれども、女の子と男の子を一緒に走力別に走らせているというのが、今、日田市の小学校で大方行われているところです。ただ、高瀬小学校だけは、これは身長別ということで、はっきりやられているようでございますので、これは私は立派なことだというふうに思います。
  どうして、そこのところを差をつけないやり方というのが、これが各学校に合った走り方をしていると言うけれども、本当にそれでいいのかなと、私は思います。
  それから、情報公開の問題ですけれども、先ほどの、昨日のあれでしたか、県の動向を見て云々とかおっしゃってますけれども、そういうことはまさに地方分権の時代にはふさわしくない言い方だと私は思います。市長は、日本一の環境都市を目指すというぐらい意気が高いんですから、日田市はそういうことやるんだとか、そして日田市の教育をよくするんだとかいうようなことをしないと、日田市の教育はどんどんどんどん取り残されていくんではないかなというふうに思います。というのは、今度のゆとり教育の失敗によって、あるいは規制緩和によって、各地域ではいろんな取組が行われております。例えば、さっきの中高連帯にしても、広島県の府中市では、全市の小・中学校を一貫教育に来年度から実施するんだというような先進的な取組もやられている。これは学力の問題もあるでしょう。あるいは中学になったときに不登校になる子が多いというようなこともひっくるめてそういうことを考えられているようです。ですから、従来のままということでは、日田市の教育はいつまでたっても改善しないというふうに思いますけども、いかがお考えでしょうか。
 
◎教育長(諌山康雄君) 平成3年度から実施したわけでございます。その当時のいきさつというのはよくわかりませんけど、ただ全県下最初であったし、そのテストの目的が子どもの実態を知って、把握して、そしてそれぞれの学校が対策を立てるということで、自分の学校に合ったテストを、到達テストとか、相対評価による学力テストとか、いろんなテストの種類がございます。余り詳しくないんですけども、その学校に合ったテストを選んで行って、自分の学校で力をつけていけば、日田市全体が上がるんじゃないかという形でされたというふうに推測します。
  それで、実際に、教育委員会がしてたのは、多分、各学校が分析した結果をそれぞれ提出を求めて、それで大体こうだなというふうな学力、市全体の学力を測っていたんではないかというふうに思います。
  それから、三芳小、光岡小の習熟度別の授業による結果がどうかということでございますけど、ここに具体的なデータを持ち合わせていません。ただ、先ほどの議員さんにお話しましたように、算数で考えた時に、ずっと全部習熟度別ではいってないというふうに思っております。私の経験からいくと。これは習熟度別授業に合う単元だ、これは少人数にした方がいい、これは一斉にした方がいいというふうな形で授業が多分単元が組まれるというふうに思います。実際に見てないんですけど、私の経験でお話をしてます。
  それで、学力の伸びはどうかというのは、まだ三芳小学校にしても、去年からですか、それから光岡小にしても去年から、それから咸宜は今年取り掛かったというようなことでございますので、はっきりしたデータとしては私は受け取っておりません。
  それから、運動会の徒競走についてでございますけども、いろんなことがありますので、例えば身長順にして、運動会で徒競走の組をつくって走る。これは従来からされていた。それから、走力を、どうしても、紅白に分けたり、3色に分けたりしますから、事前に、1回走らせて走力が各紅白が同じようになるように、事前に測るわけです。それで、大体同じ走力の子どもたちを組にして、それで走らせると、そういうふうなことではないかと思います。それは、そこの学校の子どもを一番よく知っている先生方がそういうふうに決めているわけですので、そういうふうに思います。
  それから、情報公開につきましては、先ほどもお話を申し上げましたけども、県の動向は云々という話もございます。思い切ってやれというようなことだろうと思うんですけど、どうしてもやはり過去の経験とかいろんなことを知ってますので、慎重にならざるを得ないというように思います。そうでございますので、やはり私としましては、県の動向を見ること、それからもう一つ今考えてますのは、東京の荒川区とか中央区とかいうのは、全部公表してだれでも見れるようになっている、それは承知してるんですけど、ただ日田という環境の中で、点数がぽっと出たときに、どういうふうになるかなというのが、よくシミュレーションできないわけです。
  私は、もう一つ、先進地といいますか、日田と同じぐらいの規模でそういうふうに情報公開といいますか、をしている学校があると思いますので、そういうところの教育委員会の考え方なり、あるいは学校の状況なりを1回、そういう所も聞いて、後判断しなければいけないことだというふうに思います。
  それから、もう一つ、数値をそのまま出すということがどうかというのは、先ほどの議員さんのときもちょっと話題になりましたけども、情報公開というのは、数値を出すことも大切なことでしょうし、その数値をどう分析して、どんな対策を打ったと、それを地域の方にお知らせする、あるいは保護者の方にお知らせして、一緒に子どもを育てていただくといいますか、そういうふうな形もあるんじゃないかなと。今、一生懸命考えてますけど、まだ日が浅うございまして、なかなか結論がつかないところでございます。
  以上です。
 
◆24番(橋本信一郎君) どこからいきましょうか。まず統一テストです。これをそれぞれの学校が自分の学校でやれば、日田市全体のレベルが上がるだろうというけれども、今、科学的な考え方からすれば、比較がなければ、それは物事は進歩しません。悪いところがあって、いいところがあるから、じゃ何でここが悪いのか、この問題点は何なのか、ここを要するに現状分析して、要因をつかんで、そこに対策を打っていかなければ、ここはここまで追いつきません。そうすることによって、今日本の企業はどこもいいところはどんどん伸びてきた。だから、それをやらない限り、日田市も教育も同じだと思います。そして、教育委員会が、何かアンケートみたいな話で、それぞれの学校が分析したデータをもらって、それでああそうですかで済むものだろうかと。データというのは、素データを見ながら、それぞれ違った目で分析しないことには、これは公正な分析はできません。あるいはデータはどれだけでも加工ができます。都合のいいようにデータはつくり上げることができます。そういうことも考えて、要するに全体で、素データを教育委員会で把握して、きちんと、そして比較して、どこに問題があるか、問題は何なのか、どうしたらよくなるのか、そういう要因分析して、そして改善していかなければ、教育のレベルも上がらないと思う。
  それから、咸宜小学校は、今年から習熟度別だと言っているけれども、三芳、光岡はもう入っている。しかも、各学校では、そういう学力定着テストをしているにもかかわらず、今ここにデータがないという、これは何ですか、これは。私は、さっき習熟度別じゃなくて、ほかの授業もあると言いました。私は全部が習熟度別がいいとは言っておりません。習熟度がいいものもあるだろうし、違うものもあるだろうし、違うやり方があって、例えば陰山先生の「百ます計算」だとか、そういうやり方もあるだろう。そういうことをやって、いろんな創意工夫があって、それでどれが一番効果が上がったか、そういうことを知りたい。習熟度が私は万能だとは言っておりません。そこのところを間違わないでください。
  それから、学校も、そこそこの学校で、各学校の先生方が決めているというけれども、何か、何でもそうです。統一テストも各学校が、それぞれの学校に合ったテストを選んでいる。走り方も各学校がそうだ。授業のやり方もそうだ。それから、さっき国旗・国歌の問題もあったけども、歌う、歌わないもそれぞれの学校が決めることだと。しかし、我々は納税者であって、お金を納めているわけです。そのお金によって学校が運営されているんですから、それこそ市民の声がもっと反映されてしかるべき。市長が選ばれて、市長が教育長を任命するというか、議会があれしているわけですから、ということは、市民の代表でございます。教員の代表ではありません。子どもをいかによくしていくか、それの市民の期待が大きいわけです。そこのところを教育長はしっかり認識して、指導性を発揮すべきであるというふうに思います。
  それから、情報公開に対して、慎重だ、慎重だとか言うけれども、以前はかなり平気でやられていたわけですね。情報公開というのは。先ほどありましたけれども。例えば一つ例を挙げましょうか。まだ時間があるから、私の子どもが小学校の時に、算数ができないから、これはどこが引っ掛かっているのかなと思って、学校に行ったんです。そして、人の名前はいいですから、自分の息子がテストごとにどこがわからんのか教えてくださいと言ったら、当時の咸宜小学校の女の先生でしたけど、「それはいくら橋本さんでも教えられませんよ」と言いました。私は、そこで大げさにしようかなと思ったけれども、子どもの顔がちらついて、ひょっとしてこの先生にいじめでもされたらちょっと子どもは耐え切れないなと、私は別に構わんけど、子どもが耐えられないだろうなということが頭をよぎって私はもう何にもそれ以上聞けませんでした。
  学校の先生方は、そういう強い立場にあるということを、もちろん弱い立場もあります、最近は。けど、そういうこともあるということをまずあれしていただきたい。
  それと、情報公開のやり方ですけれども、何も私は個々人の成績を全部公表しろとか言っているわけじゃありません。それは個人が学校に、「個別にうちの息子はどうなっているんですか」というふうに聞いた時に教えてくれるのは当たり前の扱いだと思うけれども、それを市民全体に公表しろというふうには言ってない。要するに目的は何なのか、子どもがよくかわる授業を受けられるようなふうになってほしいというのが目的ですから。ですから、さっきも言ったように、学校間に格差があるとするならば、その格差こそが宝の源泉です。そこの格差を改善すればいいんですから、そうでしょう。悪いところを改善すればいいんですから。だから格差がないというのは、非常に問題です。あった方がいいんです。あってそこの問題点を改善して、底上げをしていくということです。底上げで思い出しましたけども、今、学校の先生は、習熟度別授業は、一人のエリートをつくるためのものだと。これが一つ。
  もう一つは、今度統一テストをすると。さっき教育長もおっしゃってました。愛媛県の全国学力テストの際に、成績の悪い子を休ませました。それと、もう一つは、間違っていたら、先生が答えが間違っているよと教えましたという40年前のことを今先生方は、ミニ懇談会でお母さん方に言って回っているんですよ。ご存知ですか。今そういうことをやっているんです。だから、これは40年前の話ではない。今そういうことを言って、あるいはその統一テストどうだこうだと言って、何ですか、情報公開、子どもをよくするためにそういうことをどうして反対するのかなと、それは個人の尊厳だ、何だかんだということでする。
  さっき先生おっしゃってましたね。ちょっと話はばらばらになりますけど、質の高い授業、教員の力量と自覚、使命観、向上、こういうような抽象的なことは幾らだって言えるわけです。だから、こういうことを、要するに本当に数値で検証していかなきゃだめだと。そして、情報公開の発表も、いろいろある。個人のどうのこうじゃなくて、あると思う、僕は。最初、学校全体でいいかもしれない。でも、鳥取県は、県の情報公開条例を改正して、父兄の請求があれば、クラス別までの成績を開示するというふうに書いているわけですよ。もう時代はそういうふうに変わってきているわけです。だから、教育関係者だけの独占物ではない。あるいは教育関係者が自分たちだけで悩む問題ではない。市民に明らかにして、みんなで議論して、よりよい方向を考えていこうではないか。そういうことです。私が言いたいのは。ですから、先生も学校現場におられて、そこからまだひとつ脱却できないというか、そういう環境の中におられますけれども、もう既に先生は、学校現場を知っているけれども、さらにそれを高い見地から指導すべき立場にあるのですから、ぜひそこのところを自覚して、要するに、本当に検証できる形で、あるいは我々と、この数値はどうなんだということを議論できるような、そういうような環境というか、そういう条件を整備していきたいなと思いますけれども、教育長はどうお考えでしょうか。

P.205 
◎教育長(諌山康雄君) 失礼します。子どものための教育長でありたい、そういうふうに思います。ありがとうございました。
  あと、最初に3種類から選ばせるのはどうかということで、その当時はその考え方でよかったんだろうと思います。しかし、今の市全体の学力レベルはどうかとか、県全体の学力レベルがどうだというような時代になったんですから、いま一度そのやり方を検討してみたいというふうに思います。検討の結果がどうなるかというのは、教育委員会の判断にお任せ願いたいというふうに思います。
  それから、素データで分析し、素データで考えなきゃいけない、これは非常に参考になりました。ありがとうございました。
  それから、習熟度別をやったためにどうなったかということについては、私の準備不足でした。申し訳ありませんでした。
  それから、一つ、国旗・国歌の扱いは学校ごとというように、今お話があったように思いますけど、国旗・国歌の扱いは日田市といいますか、日本全国一緒でございます。
  それから、あと情報公開について、るるお話がありました。どうしても私が現場感覚が抜けないせいかもしれませんけども、やはりこのことは日本一のというようなお話がありましたし、県がどう言おうと、あるいは鳥取県はという話もありましたけど、やはり私の立場としては、本当に子どものためになるデータ公開でありたいと思いますので、いま少しの時間をいただきたいというふうに思います。今ここでどうこうというのは言えません。きょう、先生方の中にでも、しなさいという人もいるでしょうし、いや慎重にする方がいいという人もおるでしょうし、するなという人もいらっしゃるわけですので、今一歩時間をいただきたい。そういうふうに思います。
  以上でございます。ありがとうございました。

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元日田市議会議員 橋本信一郎
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